意外と多い!?ギャンブル依存症とは?

こんにちは。鈴蘭です。
3月も下旬に差し掛かり新たな年度の始まりに心踊らせている方も多いのではないでしょうか。
私は、4月以降もこれまでと変わりない日常が待っていますが、毎年この時期は学生時代を思い出し新たな気持ちで物事に取り組むようにしています。

さて、今回は最近話題のギャンブル依存症について基本的な情報から考えていきたいと思います。
今回始めて聞いたという方も多いと思いますが、程度の差はあるものの、調べてみると意外と多くの方がこの症状に苦しんでいるようなんです。
そもそもどんな症状が有るかや、治療法、最後には今話題のあの件について少し個人的な視点から書いていこうと思います。

ギャンブル依存症とは

では、始めにそもそもギャンブル依存症とはどういった状態を指すものなのかに付いて書いていこうと思います。

ギャンブル依存症は、1970年代後半にWHOによって「病的賭博」という名称で病気として認められました。
その後の研究で依存のメカニズムはアルコール依存症や薬物依存症などとにている点が多いこともわかってきました。

主な症状としては以下のようなものが挙げられます。
・ギャンブルにのめり込む
・勝利した際の興奮が忘れられず、やめようとしてもうまくいかない
・ギャンブルをしないと落ち着かない
・どんどんと掛け金が大きくなっていき、借金をしてまで続けてしまう

また、ギャンブル依存症の方は、ギャンブルに対して偏った考えを持っていることが多く、最終的に勝てるという根拠のない確信があったり、負けたときのことより勝ったことのことをよく覚えていることなどがあります。

ギャンブルに興じる人であれば誰もがギャンブル依存症になり得ます。
特に若い人やストレスの発散としてギャンブルをしている人、ギャンブルが身近にある人に特にリスクが大きいと言われています。

また、パチンコやスロットでは負けていても勝っているかのような錯覚を起こさせる画像や音響が使用されており、この効果によって脳内の報酬系が活発になり、ギャンブルを続けたいと思ってしまいます。つまり、ギャンブル依存症は脳の病気であるとも言えるのです。

依存症の対象となるギャンブルですが、パチンコやスロットの他に、競輪、競馬、競艇などが簡単に思いつくと思いますが、それ以外にも、投資や宝くじなども歯止めが効かなくなるとギャンブル依存症として考えられます。

はじめのうちは、報酬系は気持ちがいい程度で自分でコントロールができますが、依存症に移行すると、コントロールができなくなり、やめたくてもやめれなくなってしまいます。
結果的に、どんどんとのめり込んでしまい、気づいたときには抜け出せなくなっているんですね。

意外と多い、ギャンブル依存症の患者

そんなギャンブル依存症なのですが、疑いのあるかたを含めて全体の1%くらいの方が現在悩んでいると言われており、障害では5%程度の方が経験すると試算されています。
もともとの認知度が少ないため、周りの理解も得られづらく、相談できない環境も有るため、一人で悩んでいる方も多いと言われています。そのため、実際にはこれよりももっと多くの方が、ギャンブル依存症の疑いがあるのではないでしょうか。

ギャンブル依存症の治療

ギャンブル依存症に対する治療頬うとしては、いわゆる治療薬などは存在せず、基本的には他の依存sン法と同様にカウンセリングや回復プログラムを通して、ギャンブルがなくても自分をコントロールできる状態に近づけていくのみです。
結局は、やめるしかないのです。ですが、依存症の方は自分の意思ではやめられない状態であることがほとんどなので、病院などを活用して少しずつ元の生活ができるようにしていくことになります。

最後に

いかがだったでしょうか?
個人的には、一般的なパチンコ・スロットなどの他に、投資や宝くじなどでもギャンブル依存症になるというのは意外な気づきでした。私も気をつけなければ…。
また、大阪でのIRなども今後予定されていますので、将来的に今まで以上に患者が増加するのではないかと危惧しています。

最後になりますが、最近話題になっている件について個人的な意見を書いていこうと思います。
報道されている内容がすべて事実なのかわからない状態ではありますが、もし事実なのであれば間違いなく彼はギャンブル依存症であると考えられます。また、借金を抱えていること、その借金を返済するために他人のお金に手をかけてことは大きな問題であるといえます。
あまり大きな問題に発展しないことを願うばかりです。
良くない話題によるものではありますが、今回の件を通して、この依存症への知名度も上がり、理解が深まれば良いなと思います。
私も含めみんなが正しい理解のもとに考え、今後の予備軍の人が少しでも減ると良いなと思います。

それでは今回はこの辺で終わろうと思います。
みなさんもなにか意見などがありましたら、教えて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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