こどもの日に考える子どもにとっての日本とは?②

こんにちは。鈴蘭です。
ゴールデンウィークも残すところあと1日…。なんだか切ないですね。

昨日は、こどもの日ということで、今を生きている子どもたちにとって、今の環境はどうなのか?というテーマで教育と学校環境の側面から考えてみました。まだ読んでない方はこちらから確認してみてください。
本日は、彼らを取り巻く環境として、もう一つの家庭環境の側面から考えてみたいと思います。
皆さんも一緒に考えてみましょう。

子どもの将来を決めるのは家庭環境

子どもたちのみならずすべての人が多くの時間を過ごすのは、家ですよね。
そんな家庭で、親や兄弟などから言われた言葉や向けられた態度によって、子どもたちは大人が思っている以上に影響されているというんです。
確かに、近所の子達を見ていても、出先での親子を見ると、親の言いなりになっている子どもが多いなという印象を受けます。
例えば、公園では危ないからと思うように遊べない子もいるし、お店では見たいものや欲しい物を手にすることもできない子が多いですよね。

親をはじめとした家族に”ダメ”と言われると自分が欲望を持つこと事態が悪いことのように感じてしまう子どもは多いのかなと感じます。
その結果、行動の基準が”褒められること”になってしまい、ますます自分を抑えてしまう。
最終的には、自分の考えを口に出すことや、欲に従って行動することができない大人になってしまう。もっと言えば、いい子にしていようという意識が強くなってしまうあまり、自分がやりたいことよりも、周りが喜ぶ方を選ぶようになってしまうんです。

自分をさらけ出せない環境が つまらない人生を作っている

家庭では、親に褒められるように行動し、学校では周りに合わせるように行動することで、自分の個性を表現できる場所がないまま育った子どもは、大人になったときに自分の考えを持たなくなるのではないかと私は考えています。
最近は、自分で考えずに指示されるままに行動する人が増えているとよく言われますが、その現状を作っているのは、その人がこれまでに生きてきた環境の影響が大きいのではないでしょうか。
最近では、コロナ禍ということもあり、飲み会などの機会が少なくなっていますが、コロナ禍以前は、居酒屋では、仕事に対する愚痴をひたすらにぶつけ合っている人が多かった印象です。
その方の話を聞いていると、以下の2パターンに分かれるのかなと思います。
1,自分のやりたいことがあるが、失敗を恐れて行動できない。その原因を会社や環境のせいにしている。
2,そもそも自分のやりたいこと(欲)がない。そのため、何もする気にならず、やりたいと思わない仕事をしている。
どちらも、過去の生活環境の中で自分の考えを抑え、行き着いた結果ではないでしょうか。
いずれにしても、自分の個性や価値をしっかりと認識できないまま大人になったことにより、人生自体がつまらないものになっているのかなと感じます。

すべての人はみんな違ってみんな価値がある!

とまあ、こんな感じでつらつらと感じることを書いてみましたが、ここで私の個人的な考えについて述べておこうと思います。
それは、見出しにもある通り”ひとりひとりはユニークな個性を持っており、ひとりひとりに価値がある”ということです。
私は、みんな違うから価値があり、ひとりひとりが特別な存在だと思うのです。
すべての人が、他人の個性を尊重し、自分の個性を認識できるそんな世の中になれば、幸せを感じられる人生を送れる大人が増えるのかなと思います。

最後に

前回と今回で、今の子どもの生活環境が子どもに与える影響について考えてみました。
総じて私が感じたこととしては、自分の個性を抑え、他人に認められる選択をし続けた結果、言わば”他人の人生”を生きている人が多いなと感じました。
皆さんはどのように感じましたか?是非コメントをしていただけると嬉しいです。

最後に、私から皆さんへのメッセージとしては、自分の人生を作っているのは過去の自分の選択であり、その選択権は自分にしかないということです。過去は変えられませんが、未来を変えるために、今から選択を変えることはできると思います。
少しでも、皆さんの人生がより良いっものになると良いなと願って終わりにしたいと思います。
長文になりましたが、読んでいただきありがとうございました。
良ければ、他の記事も読んでいただければと思います。

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